2017. 06.19 MON

Netflix Subs Passing U.S. Cable
Netflixの米国加入者数が遂にケーブルテレビ超え。

 ストリーミングサービスNetflixの加入者数が米国のケーブルテレビの米国加入者数をついに超えた。
米国のケーブルテレビの市場動向を追跡している統計ポータルStatista社 によると、2017年3月末現在、Comcast、Charter、Altice、Mediacomといった米主要ケーブルテレビの加入者数は4860万人で、Netflixの加入者数は5090万人だ。
ケーブルは米国の有料テレビ市場全体で約半分を占め、有料テレビを家庭で楽しむには、手っ取り早い一般的な方法である。
しかし、OTTの到来でテレビ視聴の概念が変わった。
昨年より、OTTサービスでも有料テレビ事業と同様のリニアチャンネルの提供が始まり、更に市場供給、需要側とも混沌化していく。

米国におけるNetflixストリーミング加入者数(2011年第3四半期から2017年第1四半期)(単位:百万ドル)

 Netflixは過去5年間で米国の加入者数を2倍に増やした。
2017年には、昨年比6.6%アップの1億2800万人のユーザーがNetflixのコンテンツを視聴すると算出されている(米eMaketer調べ)。
大人が1日、オンラインビデオを見る時間は平均75分という。
Netflixの記録は「コードカット」によるケーブルテレビ離れによるものではなく、自身の加入者ベースの拡大によるものとStatista社では見解している。
現に、主要ケーブルテレビ加入者数は過去5年間で400万人しか減っていない。
その間に増加したNetflixの加入者数は2700万人である。

 Netflixは国際的にも130か国へサービスを拡大し、利益成長を成し遂げている。
世界規模で事業を展開する上での最大の課題は、多くの異なる市場のコンテンツライセンスの管理とリソースだ。
しかしNetflixは自身が番組配給元として独自のコンテンツを保有していることが戦力の1つとなっている。 

 オリジナルや独占配信コンテンツの観たさに、複数の動画配信サービスに加入しているケースが増えているが、Netflixに次ぐ市場2番目のAmazonやHuluの加入者数を含めば、動画配信サービスの先導は極めて目立つだろう。 

 

 

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