2016. 5.01 SUN

Rovi Buys TiVo In $1.1 B
Rovi、DVR老舗のTivoを11億ドルで買収へ

 テレビガイド技術や映像コピーガード技術で知られる米Rovi(ロヴィ)が4月29日(現地時間)、テレビセットトップボックスやデジタルビデオレコーダーの老舗である米Tivo(ティーボ)を買収することが明らかになった。
 取引額は11億ドル(約1180億円)相当で、発表資料によると、ロヴィはティーボ1株につき現金と株式合わせて10.70ドル支払う。

 ロイターが伝えたところによると、ロヴィの現CEOトム・カーソン氏がその地位に就任した4年前当時にも、約1000万人の顧客を持つティーボと約1800万人の顧客を持つロヴィの潜在的な合併を考えたという。
 両社とも、テレビ用セットトップボックス、ビデオレコーダ、およびデジタルガイドの独自の知的財産を持ち、事業は似通っている。
 そして知的財産としての特許ポートフォリオについては計り知れない。
今回の買収事の主目的は2社の知的財産であろう。2社とも企業の収入源は製品からであるが、実際は製品に実装する技術やサービスの元になる知的財産に依存していることが判る。
 二社は、合併により6000件もの特許を保有することになる。
ティーボは、現在まで知的財産訴訟により約16億ドルも獲得している。
 反面、ロヴィは昨年、NetflixとOTT動画サービスにおける複数の機能に関する特許侵害について争っていたが、判決では5件の特許無効を受けてしまっている。

 2社の合併で、30億ドルのエンターテインメント技術を持つ企業が誕生する。
ティーボの現暫定CEO兼CFOであるナヴィーン・チョプラ氏は「2社のコンビネーションは、テレビを再定義する製品を生むグローバルプレイヤーになる」と述べている。

 Editor : 山下香欧

 

 

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