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業界ニュース

 

 

Broadcasters Expect Complete IP Transition In Next 10 Years

12月22日

 

放送業界、2025年までにIPライブプロダクションを根付ける

 

DutchView Infostradaで展開するクラウドベースのプロダクションプラットフォーム。

 

英フューチャーソース・コンサルティングの調査によると、放送事業者におけるライブプロダクション環境は今後10年間でIPベースへと移行する。

 

同社が8か国の大手放送局から、各放送局での放送運用ワークフローでの問題点などを調査し、ライブ制作(ライブプロダクション)環境にIP技術を導入することについて各社の意見を聞いた。IP機器やソフトウェアは15年以上をかけて放送業界に浸透し、今ではファイルベースのワークフローにおいて、世界中で広く採用されている。そして次のITベースのシステムとアーキテクチャが導入される先は、ベースバンドが必要なライブプロダクションになるという。

 

ライブプロダクションは低遅延で映像・音声信号を直接扱うこともあり、コンテンツ制作の中でも複雑な形態になっているが、調査した30%の放送局ではライブプロダクションにIPを使う環境が整っており、41%は既にIPを導入したライブプロダクションへの移行を進めているという。後者は、オリンピックやワールドカップなど国際的スポーツイベントに関わる放送事業者だ。また、フットボールや野球といった、国民的スポーツ試合やライブショーの場でのライブプロダクションにも関連する。特に大型スポーツイベントやライブショーの放送環境においては2020年までにIPライブプロダクションへ切り替わるとしている。 

 

EBU(欧州放送連盟)とベルギーの国営放送局VRTらで立ち上げた、国際共同プラットフォーム(Sandbox+ )を実装するLive IPプロジェクトにより、VRT施設内に世界初の完全IPベースのライブTVスタジオを設立した。

 

ソニーによるIPライブプロダクション構想

 

SDIインフラを入れ替えするタイミングでIPに切り替えていくなど、IP移行への基礎が徐々に進められており、その活動を支援するSDI/IP変換システム、映像圧縮と帯域確保技術を、各ベンダーが足踏みを揃えながら広めている。 現在、ソニーが進めるIPライブプロダクションをはじめ、オープン規格および標準規格を使うTICOアライアンスASPEN ( Adaptive Sample Picture Encapsulation ) コミュニティ、そして新しいAIMS (Alliance for IP Media Solutions)が存在する。 

ASPENでは、MPEG-TS、TICOでは、最大4:1の視覚上無損失(ビジュアリー・ロスレス)の独自圧縮技術を使う

 

NBCスポーツは、IPベースのHDプロダクション施設での運用を2016年2月より開始する。設備はSDIからSMPTE 2022-6へ替え、Evertzやソニーと組んでASPENプロトコルベースで構築している。また大手オランダのメディアグループDutchView Infostradaでは、クラウドを利用したAIMSによる新しいライブプロダクションシステムで2つのライブ番組の放送を行っている。 

 

TICOアライアンスに加入しているメーカー一覧

 

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