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DVB Adds HDR/HFR To UHD-1 Phase 2

12月7日

 

DVB、UHD-1基準のフェーズ2にHDRを盛り込む

 

 

約300の企業・団体が加盟する工業コンソーシアムDVB(デジタルビデオブロードキャスティング)運営委員会は、11月にジェノバで開かれた第81回会議にて、次世代の超高精細(UHD)テレビとしての商業上の要件を承認した。 これを受けてDVBテクニカルモジュールでは、技術仕様の定義を進めている。

 

UHDTVは2012年にITU(国際電気通信連合)により、次世代のテレビジョン(ITU-R BT.2020)として潜在的な新機能が含まれた形で定義された。 DVBでは適切な機能が実質的に公共へ提供できるよう、技術標準の開発が続けており、SMPTE (ST 2036-1)およびITU勧告の技術基準を組み込み、UHD-1 Phase1、Phase2、UHD-2と階層的にHDを超えたテレビサービスを強化する実用的な商業アプローチを進めている。

 

今回、DVB UHD-1 Phase2の配信形式の要件について合意が得られたところだ。 2014年に定義されたDVB UHD-1 Phase1には、商業サービスに向けて1080p HDTVの4倍の解像度の2160pなどの技術仕様が盛り込まれている。

 

■ DVB UHD-1 Phase 1
  > 解像度3840x2160
  > フレームレート60 fps
  > サンプリング8-bit または10-bit
  > カラースペースRec. ITU-R BT.709
   (オプションサブセットはRec. ITU-R BT.2020)
  > スタンダードダイナミックレンジ(SDR)
   (Rec. ITU-R BT.1886)

 

Phase2では視聴体験をより豊かにすることを目的に、ハイダイナミックレンジ(HDR)およびハイフレームレート(HFR)および次世代オーディオが追加された。 特にHDRは画像品質を高める潜在的なキーであると認知されている。 HFRについては、家電がHDRや次世代オーディオに対応できる時期よりも数年ほど時間がかかる見込み。 

 

DVBテクニカルモジュールでは商業上の条件を技術仕様に組み込んでいき、標準化する欧州電気通信標準化機構(ETSI)へ提出する予定。 この技術仕様は今後1年以内(2016年末まで)に定めていく予定としており、2017年内にはHDRなどに対応した商業サービスが登場すると期待されている。 SMPTEでも11月に、HDRイメージングエコシステム技術委員会(10E SG)の勧告を出している。 SMPTEではHDRにWCG(広色域)を加えることで、映像が与えるインパクトは一層強まるものとしている。 

 

SMPTE 報告書:HDRイメージングエコシステムより

 

尚、DVBでは第81回会議にて、DVBテクニカルモジュールの新しい委員会長に、シスコシステムズのケヴィン・マーレイ氏の就任を承認している。これは委員会長であったBBCのニック・ウェルズ博士の引退によるもの。

 

 

 

 

 

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