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業界ニュース

 

 

ITU Approves G.fast Standard

12月23日

 

電話回線を用いたギガビット高速通信規格G.fastがITUで認定。  

メタル事業延命、2016年初頭には商用利用の期待大。

 

©SCKIPTO
 

 

ITU(国際電気通信連合)は 電話回線、つまりメタルケーブルを用いた超高速>アクセスのG.FastをDSL(デジタル加入者ライン)の規格として正式に認定した。 

策定:ITU-T G.9701 “Fast Access to Subscriber Terminals (FAST) - Physical layer specification”  
ITUでは2011年からG.fastグループを設立して、標準化の活動を行っていた。 以来、数多くの事業者、設備機器ベンダー、チップセット・サプライヤがその取り組みに参加している。

 

G.Fastは、既存の電話銅線を利用して帯域を106MHzまで拡大することが可能となり(最大250メートルの距離まで対応)、少額の投資でギガビット・アクセス(最大1Gbps)が実現できるようになると言われている。

 

日本では主流となっている、家までファイバを引き込むフルFTTHの構築は巨額な資金が必要だ。 特に欧州では、FTTHの代わりにエンド・ユーザーの近くにファイバとメタルケーブルを合体させた要素を持つFTTdp(Fibre To The distribution point: ファイバ・トゥ・ザ・ディストリビューションポイント)を配備し、残りの引き込み同線にG.fastを用いることを検討している。 * ディストリビューションポイントは200m未満

 

ITUでは、ディストリビューションポイントが400m未満であれば、G.fastは光ファイバ回線並みの高いアクセス帯域幅を実現し、サービスプロバイダのインフラコスト削減につながると試算している。 

G.fast規格の開発は、ブロードバンドフォーラムでもFTTdpシステムアーキテクチャプロジェクトの一環として進めており、テストベッドを構築し、ITUと一緒にG.fastソリューションの位置づけに取り組んでいる。 

一部のベンダーはすでにG.fastのチップセットの開発を始めている。  ITUでは認定プログラムを2015年半ばに予定しており、G.fastの実装は2015年後半に市場に登場していくものとみられている。

 

英国の通信企業BTが9月に発表した研究では、メタル接続19メートルで下り約800Mbps、上り200Mbps以上という、G.fast技術を利用して最大1Gbpsの超高速ブロードバンドが実現できている。

 

 

Alcatel-Lucentより

 

G.fast技術とソリューションを持つ企業には、アドトラン(Adtran)、アルカテル·ルーセントと華為(Huawei)がおり、3企業とも今年のブロードバンドインフォビジョン·アワードで“ベストブロードバンドアクセス技術革新”アワードを受賞している。

 

 

 

 

 

 

 
 
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