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SoftBank to Invest $250M in Legendary Entertainment

10月4日

ソフトバンク、レジェンダリー・エンターテインメントに約270億円を出資。 

アジアモバイル市場にコンテンツ拡充する合弁会社設立も 

 

 

 

 

 

ソフトバンクは、非上場の米映画会社レジェンダリー・エンターテインメント(カリフォルニア・バーバンク)に資本参加する。 丁度、アニメ制作会社の米ドリームワークス・アニメーションSKGと34億ドルで買収交渉中という話が公にされた直後の発表だった。 

 

出資額は2億5000万ドル(約270億円)。 これはレジェンダリー株全体の出資率10%となる。 レジェンダリーはバットマンや米国版ゴジラ、パシフィック・リム、スーパーマン“マンオブスティール”などを制作した映画会社で、レジェンダリー・ピクチャーズや漫画のレジェンダリー・コミックなどを傘下に持つ。 レジェンダリー・ピクチャーズ関連制作の世界累計興行総収入は90億米ドル。 ソフトバンクは10月中に出資を完了する見通し。

 

今回のメディア企業への出資は、米国にインターネット事業を統括するソフトバンク・インターネット・アンド・メディア(SIMI)の事業戦略の1つと考えられている。 SIMIのCEOを務めるニケシュ・アローラ氏をレジェンダリーの取締役として送り込む。 アローラ氏は米グーグルの上級副社長などを歴任した人物。 この7月にソフトバンクの幹部として迎えられた。

 

ソフトバンクはまた、中国およびインド市場に着目した、「さまざまなモバイルプラットフォームを利用し、レジェンダリーの持つテレビ番組、デジタルコンテンツ、ライセンス、関連商品やその他の付随する知的財産の市場拡大を目指す」とする共同出資会社も設立する予定。 この新会社の拠点についてはまだ明らかにしていない。  レジェンダリーにとって今回のアジア展開は初めてではない。 既に3年前に中国本土にLegendary Eastを設立しており中国最大の映画配給会社チャイナ・フィルムと複数年契約を結び、映画作品の共同制作や配給に力を入れている。

 

ソフトバンクは昨年、米携帯電話大手のスプリントを1兆8000億円で買収し、海外事業の展開を加速させた。 コンテンツ関連ではスマートフォン向けのゲーム制作会社の買収を進め、昨年にはガンホー・オンライン・エンターテイメントとフィンランドのスーパーセルの出頭株主化となった。 音楽コンテンツでは、フランスのメディア大手ビベンディからユニバーサル·ミュージック·グループを買収しようとしたが合意に至らなかった。 また子会社TV バンクはFOX Sportジャパンの40% の主要株主となっており、FOXブランド番組の国内展開および放送運用を賄っている。 


ソフトバンクは配信プラットフォームとコンテンツを確保し、モバイル市場だけに留めずに、Appleや米最大のMSOであるコムキャストが目指すメディア全体のエコシステム基盤構築を自社でも進めていくように見える。

 

 

 

 

 

 

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