FONT
S
M
L
 
 
 
 
HOME  INDUSTRY NEWS
 
 
 
 
 
RSS
 
 
 

業界ニュース

 

 

Group Plans To Find FAME for European UHDTV

7月21日

 

欧州放送業界と家電企業がUHDTV規格に向けて連携

 

 

 

 

欧州の放送業界は、UHD TV(ウルトラHD TV)の対応についての協議を、7月初めにスイス・ジュネーブで開催した。 

 

7月2日から開催された国際HDフォーラムにて、欧州放送連合(EBU)とデジタル相互運用性フォーラム(DIF)が先導して、欧州アドバンスド・メディア・フォーラム(FAME:Forum for Advanced Media in Europe)が開かれた。 

欧州の放送局、有料TVオペレータ、衛星事業者、そして主要家電メーカーから代表者が集まり、また米国家電協会(CEA)の参加者も加わり、UHDTVをどのように欧州市場で浸透させるか、放送事業者と消費者側の混乱を防ぐための規格設定の取り組みなどが話し合われた。 協議には、CEAを通して、日本および韓国からも遠隔参加があったという。

 

一連のグループは、過去のHDTV開発時にハイブリッドキャスト・イニシアティブ(HbbTV) を確立させた実績があり、今回のUHD TVにおいてもリーダーシップを発揮していく方針だ。

 

テレビメーカー側が定義している4K UHDは、国際電気通信連合(ITU)が定めた規格で、HDTV(1080i)のちょうど4倍の画素数、有効垂直解像度2160本 (3840x2160)になり、デジタルシネマが定義する4096×2160ではない。 話し合いでは、HDTVから大幅な機能強化を提供しなければならないこと、そして単純にピクセル増加だけではなく、ハイフレームレート、カラーデプス、高ダイナミックレンジを実現する技術実装が挙がった。

 

 

Rec. 2020 (UHDTV) カラースペース(三角形内)&プライマリカラー

 

デジタルテレビ規格が定まった当時、放送業界がHDTVをフル1080p HDフォーマット(1080p)で熱望していた反面、市場に低価格で定着してしまったものは720p/1080iフォーマットだった。 HD対応として先行販売されたディスプレイのうち、始まったHDサービスに対応できないものやHDとしての画質クオリティを満たさないといった不具合が生じた。 3DTVの際も、品質およびユーザビリティを損なわずに消費者に提供するための取組みが決まらないうちにディスプレイが世の中に出てしまったという、似たような動きがあった。

 

FAMEは、過去の不具合を繰り返さないよう、昨年8月に国際電気通信連合(ITU)が承認したテレビの国際規格(ITU-R勧告 BT.2020)に記載されたベースライン技術に安定したパラメーターを構築したい意向だ。

 

協議では、ロードマップの共有と、欧州委員会(ヨーロピアン・コミッション)との緊密に従事することで合意した。 デジタルヨーロッパ協会(DIGITALEUROPE)とも連携し、UHDTVディスプレイの認定ロゴマークを付けていくこともこれから検討される。 

 

EBUでは11月25日から2日間、スイス・ジュネーブにてUHDTVに関するワークショップ「UHDTV: VOICES & CHOICES」を開催する。 EBU/DVBから市場の動向の発表から、放送業界やメーカーからのパネルディスカッション、UHDコンテンツ制作側からの発表が催される予定。

 

 

ITU-R勧告 BT.2020→

 

 
 
 
BACK TO TOP