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Sharp Loss Widens to $5.36 Billion

5月14日

 

シャープ 過去最大5453億円の赤字

~トップ陣営交代、成長分野への経営資源のシフトに焦点

 

経営の立て直しを進めているシャープが5月14日に発表した2013年3月期の連結決算は、最終的な損益が過去最大の5453億円の赤字であった。 

前期は3760億円、2期連続で巨額の最終赤字を計上した。  事業構造改革費用の計上に加えて、液晶パネル事業の生産設備の減損損失や、カルテルを巡る和解金の支払いで赤字が予想以上に膨らんだという。

 

売上高は前期比0.9%増の2兆4785億円だった。  液晶テレビはASEAN諸国など新興国で伸びたものの、国内や中国市場での落ち込みから前期を大きく割り込んだ。  

 

営業損益は1462億円の赤字(前期は375億円の赤字)に、経常損益は2064億円の赤字(前期は654億円の赤字)。 同社は、今期は成長分野への経営資源のシフトなどを盛り込んだ中期計画を実行して、50億円の黒字への転換に挑む。

 

テレビを中心とするデジタル家電事業の赤字解消の一環として、構造的な赤字が続いている欧州の液晶テレビ販売についても大幅撤退を検討しているという。 今後は大型モデルに特化したうえで販売国を絞り込む方針。

 

さらに同社は、奥田社長および片山幹雄会長の退任についての発表も行った。 高橋興三副社長を社長に昇格させ、奥田氏は会長に、片山氏は退任という人事交代を固めたという奥田氏は社長就任からわずか1年3カ月での交代となった。 

大胆なリストラに踏み込んだにもかかわらず2年連続の巨額赤字から抜け出せない経営責任を明確にした形となる。 

6月下旬に開く定時株主総会で正式に決定される。

 

シャープ決算報告書(PDF)

 

 

 
 
 
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