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Disney Stops 3D Conversion on Classics

3月11日

 

ディズニー、クラッシック作品の3D化を中止

 

 

ウォルト・ディズニーはクラッシック作品の劇場版3Dを展開してきたが、今後は行なわない指針を明らかにした。

 

「ライオンキング3D」の劇場版は約9500万ドルの収益を上げたが、次の「美女と野獣3D」は4760万ドル、「ファインディング・ニモ3D」は4100万ドル、「モンスターズインク3D」では3300万ドルと、ディズニーの予想に反して、収益が下がっている。 

そしてついに、「リトルマーメイド」の3D化は、作業進行中にも関わらず中止の判断が下された。(2D HDとブルーレイへのリマスター版は今秋にリリース予定)。 

 

 

3D化作業の中止の理由は語ることもなく、3D化の作業コスト、そして劇場版のプロモーションや配給にかかるコストをカバーする利益が見込まれなくなったからだ。

 

また決断の背景には、配給の権利と3D変換の著作権がうかがわれる。 ディズニー作品の3D変換作業は、デジタル・ドメインが2010年に買収した3DスタジオのIn-Threeが行っていた。 しかしデジタル・ドメインは昨年、連邦破産法第11条の適用を申請して海外企業2社にほとんどの資産を売却した後、3D変換技術の特許も3D技術会社のRealDへ545万ドルで売却している。 ディズニー側は、3D化作品の3D技術仕様権および配給権が奪われることを恐れ、In-Threeと過去に交わした契約内容を取り上げてIP売却への異議を述べていた。 

 

ルーカスフィルム(現在はディズニー傘下)でも、デジタル・ドメインと3D変換技術の使用について契約を交わしていたが、米国破産裁判所により「ナイトメア・ビフォア・クリスマス」(2009年)での使用権利に許可を得ている。 ディズニーでは、「Gフォース」(2009年)および「不思議の国のアリス」(2010年)での使用許可は契約上にあるとしても、過去の合意は存続することができないとされ、継続して使用する権限は却下された

つまり「不思議の国のアリス」以降については、RealDのライセンスに帰すと見なされ、新たなライセンス契約をRealDと交渉を行わなければならなくなった。

 

ディズニー側は、新作については引き続き3Dでも制作をしていくとしている。 ディズニーからの最新3D映画は「オズ はじまりの戦い」と「シュガーラッシュ」。 

 

 

 

 

 

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