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CES2013 | Disney x HHI, Develop Own Future Trifocal Camera Rig

1月18日

 

CES2013 || ディズニーxフラウンホーファー研究所、3Dプロダクション専用トリフォーカルカメラシステムを開発中

 

 

ウォルトディズニースタジオがArri Groupおよびフラウンホーファーハインリッヒ•ヘルツ研究所(HHI)と取り組んでいるトリフォーカル(三重焦点)カメラについて、CES2013で進捗が発表された。 今後、ディズニーが制作する主要な作品の収録に採用していくことが検討されている。

 

CES2013では、国際3D協会&3D@ホームコンソーシアム(http://www.i3ds.jp/)が主催するカンファレンス「3D's 20/20 Vision」が併催された。

 

セッション「3D Anywhere, Anytime – Theatrical to Tablets」では、LGエレクトロニクスをはじめ、MasterImage 3D、Volfoni 、ナショナルグラフィックス・シネマそしてフラウンホーファーの代表が集まり、先進3D技術の商品化やコンシューマから映画産業までの市場動向について、パネルディスカッションが行われた。

 

HHIのゼクティブマネージャー3Dイノベーションセンターキャスリーン•シュレーター女史によると、開発中のトリフォーカル(三重焦点)カメラは、4月の第三テストフェーズを経た後、ディズニープロダクションで本格的に採用される予定という。 当初は台数も限られているため、短編コンテンツか劇場用の収録の一部で使用される。

 

システムには1台のArri社製ALEXA Mカメラと、そのカメラ両脇に独Indiecam社製のマイクロHDカメラがリグに実装されている。 両脇のマイクロカメラから、トリフォーカル開発のSTANステレオスコピック解析ソフトウェア用のデプス情報をキャプチャする仕組みとなっている。 理論的には、左右眼用2台のカメラを使うことで発生する固有のレンズの位置ずれを意識せずに、3Dコンテンツを生成できるというもの。ちなみにSTAN は、DVS社のClipsterポストツールにも採用されている技術。  

 

Indiecam社製の最新2Kマイクロカメラ"indieGS2K" の3Dリグ

 

2D/3Dハイブリッド収録システムを提唱するキャメロン・ペース・グループと同様に、3Dカメラリグを利用せずに2Dと同じワークフローで3Dを収録する環境をコンセプトとしている。

 

収録している3つの映像情報に基づいた視差推定により、”第二の眼”のビューは仮想軸間距離でレンダリングされた後に定義づけされる。 レンダリングを要するため現在はプロダクション向けではあるが、今後リアルタイムを目指し、3D中継にも対応できるシステムを開発していくという。

 

トリフォーカルカメラ技術は目新しいものではない。 テクニカラーでも3年前のNABにて参考出展をしている。 当時はカメラのサイズも大きく、またアナライズシステムも大がかりなものだった。

 

左はNAB2010にてテクニカラーが参考出展したもの。 
右は2020 3D Mediaの研究発表場にてテクニカラーとHHIがタイアップして参考出展したもの。
カメラリグへのカメラ装着方向が違う。

 

またHHIは、昨年のNAB2012でも同様の技術を参考展示している。 2台のIndiecamマイクロカメラでキャプチャした映像データを、技術協力会社である独imcube社のシステムに取り込み、自動的に推定深度マップを調整する三重焦点深度キャプチャシステムで、裸眼3Dディスプレイ用の映像制作に活用できるとしている。

 

NAB2012にてHHIとimcubeが参考出展。 マイクロカメラのため、全体にコンパクト化されている。

 

 

 

 

 

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