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Sony & Ensequence Tie-Up, Sony SmartTV Turns to InteractiveTV

12月5日

 

ソニーとEnsequenceが提携、ソニーTVがインタラクティブ仕様に。  番組製作側・広告主とお茶の間の距離を縮める期待

 

REDSHIFT

 

 

米ソニーエレクトロニクスは12月4日(現地時間)、Ensequenceの双方向(TVインタラクティブTV:ITV)プラットフォームを搭載した同社インターネットTVを、2013年上半期から出荷することを発表した。  既に2011年、2012年モデルを所有しているユーザーへは、アップグレードで対応するという。

 

Ensequenceの自動コンテンツ認識技術(automatic content recognition (ACR) )により、番組やテレビコマーシャル(CM)とインタラクティブオーバーレイがトリガーできる。 たとえばCM広告主から見れば、番組の途中でもクリッカブルバナーを使って製品の情報や電子クーポンを視聴者に提供することができるようになる。

現在、米国の主要MSOが使っているITVプラットフォームは、スペックが低いSTBでも対応できるEBIF(Enhanced TV Binary Interchange Format)規格である。 よりターゲット視聴者へ魅力的な情報を提供することを目的に、視聴者情報(視聴率測定など)の収集やインタラクティブCMを用途に展開している。今回のソニーとEnsequenceの提携により、ケーブル事業者や広告主がEBIFに頼らず、インターネットTV所有者に直接インタラクティブなコンテンツを提供できるようになる事例として期待されている。

 

米市場リサーチ会社IMS Researchによると、インターネットTVの普及率は、2016年にはテレビ出荷総台数の70%に達し、実質的に成長すると予測されている。 またEnsequenceの調査によると、テレビ番組にインタラクティブ性を追加すると、視聴率は最大20%ほど増加するうえ、ブランドリコールにおいては50%ほど向上し、購入意思も40%まで増大させることができるという。また、視聴者のリピート訪問率は50%を超えるとしている。

 

EnsequenceのITV技術の導入事例として、最近ではベライゾンのFiOS TVサービスが夏季オリンピック放送に使ったITVアプリケーションがある。 このイベントでは1400万人のFiOS TV加入者が利用したという。  また2010年の冬季オリンピックでも採用され、2008年の北京オリンピックでは衛星放送DISHが採用している。

FiOS TVでのITVアプリケーションはLuaオープンソーススクリプト言語によるもので、DISHでのITVアプリケーションはOpenTVプラットフォーム(現在はNagra)に実装された。 

 

EnsequenceのITVプラットフォームは、米国主要MSOのか、CNN、BBC、ESPN、MTV、ショウタイム、ターナー、HBO、ディズニー、QVCやMLB.comなどが採用している。 Ensequence は、MLB.comの6チャンネルの野球中継を一度に観られるインタラクティブなインターフェースを持つMLB Mosaicにより、2008年にエミー賞を獲得している。

 

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