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CEATEC2012 | Sharp Lineup New IGZO Panels and Applications

10月2日

 

CEATEC2012 | シャープ、新IGZO実装のディスプレイをラインアップ

 

Sharp Booth CEATEC12

 

100周年を迎えたシャープでは、千葉・幕張メッセで10月2日から開催されているCEATEC2012にて、大型テレビや有機ELディスプレイ.用として注目を集めている酸化物半導体 IGZO (InGaZnO)を実装した液晶ディスプレイを用途別に展示している。同社では、今までIGZO技術に関しては、専門技術のイベントや内覧会で紹介していたが、今回のようなコンシューマ向けの国内展示会でのラインアップ展示は初めてだ。

 

ブースでは、「高精細、低消費電力、高感度タッチパネル」の特徴を、従来の水素化アモルファスシリコン(a-Si)製のディスプレイと比較展示を行っている。

 

今春に本格的生産化を発表した、業務用の32インチで4K (3840×2160ピクセル/140ppi)の液晶モニター、a-Siとのスペック比較のコーナーでは6.1型(2560x1600/498ppi)から10.8型(1366x800/147ppi)パネル、そして実用商品化の可能性も検討されているという10.1型(2560x1600/299ppi)と13.3型(2560x1440/221ppi)のIGZOタブレット、7型(1280x800/217ppi)による”電子ステーショナリー”を展示している。

 

ブルーレイの映画コンテンツやオンラインゲームのタイトルを、32型4Kモデルでディスプレイし、液晶テレビAQUOSでも採用されている光配向技術を活用した高精細、高品位表示をアピールしている。

 

Sharp_CEATEC12_IGZO_hd_4K

 

IGZOでは休止駆動ができる。回路オフ時はリーク電流がほぼ遮断できるため、回路のオン/オフにかかわらず電流が流れ続けるよりも電力効率が非常に高い。a-Siの場合は、休止駆動を用いるとオフ時の動作性能から書き換え時にフリッカーが発生してしまう。従来の液晶では、60Hz (1秒間に60回)ごとに画面の書き換えを行うが、IGZOで画面の動きがほとんどない場合は、比較して最大1/5程度まで消費電力を低減できる。

 

Sharp_CEATEC12_IGZO

 

高感度タッチパネルについては、従来は液晶パネルからノイズが発生してタッチパネルの検出精度に影響を及ぼしていたが、フリッカーのないIGZOでは、休止駆動の間はノイズが発生しないため高感度に検出が可能だ。たとえば、指爪でタッチパネルを触ると、a-Si液晶ではノイズが邪魔をして検出値が判りにくいが、IGZOでは一定のノイズの上にタッチした結果が明らかに判る。

 

Sharp_CEATEC12_IGZO

 

現在、同社は三重県亀山市の亀山第2工場においてすでにIGZO液晶パネルの生産を開始しており、シャープによると、年内にもいくつかのモデルが商品化される見通し。またIGZO技術に関しては、他社メーカーの商品への技術提供およびOEMも視野に入れているという。

 

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